皆様,新年あけましておめでとうございます.2022年も新しいことへ取り組みつつ,昨年やり残したことを回収していける一年にしたい所存です.
今年もどうぞよろしくお願いいたします.
2021年総括
モーションエレメンツ様にてCinema 4Dウェビナーを開催させていただきました
https://www.motionelements.com/webinars/ja/2021-09-tamura
AfterEffectsユーザーを対象としたCinema 4Dのウェビナーでした.Cinema 4DとAfterEffectsでのデータ連携の方法やメリットについて解説させていただき,お互いの得意なところを活かした手法でモーショングラフィックスを作成を行いました.
CGworldデザインビズカンファレンスに登壇させていただきました
また,CGWORLDデザインビスカンファレンスにてREV WORLDSの制作をどのようなアプローチで取り組んだかを少しお話しさせていただきました.とても雰囲気の良いチームでお仕事ができたこと,この場をお借りして改めて感謝いたします.
他にもCinema 4Dの企業様向けのトレーニング等のお仕事もさせていただきました.
2021年を振り返ると,CG制作というよりはVR系やwebGLの仕事を主にしていまして,そっち方面の新しい知見をいろいろと勉強する機会が多かったですが,おそらく今年もそんな感じの一年になるのかなという気がしています.静止画や映像も少々参加させていただきましたが数としては多くはありませんでした.
いわゆるCGの静止画や映像は趣味に近い感じでぼちぼち続けつつ,プラグイン関係の開発も再開したりと,個人的な活動も活発に行っていきたいと思っています.
あとは旅行も気軽に行ける程度にはなってほしいなという願望を抱きつつ…
Ornatrix for Cinema4Dを試す

年末にようやく気になっていたOrnatrixを試しました.Ornatrixはヘア用のプラグインです.Cinema 4Dにもヘア機能は付いていて必要十分な機能は提供されているのですが,より効率よく大量のヘアを編集したかったので練習がてら虎のCG用に使ってみました.
Ornatrixの特長はプロシージャラルであるという点でしょう.ブラシでなぞったりして編集する機能ももちろんありますが,モディファイヤをスタックしてヘア形状を作っていく機能が強力なので編集が非常にやりやすいと感じました.また,UIこそ多少違いますが,Max,Mayaのチュートリアルがほぼそのまま使える点もありがたかったです.
この辺の内容はもう少し理解が深まったら書いてみることにします.
ちなみに虎のモデリングは3D-Coatでスカルプト,リトポ,UV展開,ペイントまでを行った後,FBXでCinema 4Dへもっていっています.レンダラはRedshiftで行いました.ヘアの数的にGPUメモリで不安でしたが大丈夫でした.制作時間の都合でライティングやマテリアルは簡単な設定です.

Cinema 4D R25についてはようやく新しいUIで迷わず操作できるようになった感じがします.アイコンデザインが大幅に変わっているのでそれも戸惑う一因でしょうかね.Blenderっぽく見えるのは自分だけでしょうか…