R19.024におけるProRenderとTeam Renderについて

Cinema 4D R19でTeam Renderを行うとクライアントでProRenderプラグインのエラーがでました.

どうも一度レンダラをProRenderにしたのち,標準orフィジカルへ戻してTeamRenderを行うと内部にProRenderの何かが残っている様で,クライアントでProRenderプラグインのエラーが出てレンダリングを行うことができませんでした.

私だけの問題かと思いましたが,そうでもないようで,CGTalkで同様のトピックが上がっていました.この回答を試しましたが問題は解決されず,結局すべてのオブジェクトを新規シーンにコピーペーストしないと治りませんでした.

http://forums.cgsociety.org/showthread.php?f=47&t=1465803

 

既にMAXONも周知のような気もしましたが,念のために報告はしておこうと思います.

Brilliant

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CInema 4D R19の新しいボロノイ分割のコネクターとジオメトリ結合をつかった。コネクターは使い方は簡単で、良い感じにオブジェクトを接続してくれる。ダイナミクスが衝突した際、徐々に壊れていくようなものや、ある一点に力が加わったときに、そこだけが壊れるようなものも作れる。これは単純なシーンだが、それでもR18ではできなかった。

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LW CAD Lite 5.2039 for C4D

LW CAD LITE  beta for Cinema 4Dのver5.2039が出ていたのでテストしてみました。

http://www.lwcad.com/html/main/new.php

以前のように頻繁にクラッシュすることはないが、まだクラッシュすることがある印象です。新しく機能が追加されていたので、それらについても少し学ぶ時間が必要でした。

Cinema 4D版はLITEなので、NURBUSをはじめとする一部の機能は搭載されていません。今後、上位版の機能がCinema 4D用に移植されるかどうかは分かりませんが、壁、窓、床といった基礎モデルを行うには一通りの機能が揃った印象です。Cinema 4D用、Max用はLITEという位置づけなのでそこまで開発がされるとはあまり考えていないし、その分価格は抑えられています。また、足りない機能はCinema 4D本体で十分補えます。

特に複製ツールに関してはCinema 4DはMoGraphがあるので心配は無用です。しかしLW CADオブジェクトをMoGraphで複製したところ、クラッシュする回数が増えたので、ポリゴンに変換してから複製すると安定しました。

自分が触った感じとしては、LW CAD LITEではそれだけでシーンを作り上げるのではなく、最初の段階の作業工数を削減するために使用するという具合です。ブールはCinema 4Dのブールオブジェクトを作る必要もなく、窓の穴あけなどは速く作業できます。もちろんCinema 4Dだけでもできることですが、壁のスプラインを作って押し出しジェネレータで押し出して、という手順をしなくてもよいし、サイズの修正も楽です。

建具などはプリセットが少しありますが、メーカー指定となるとこちらで用意する必要がありますし、作り込みが必要な個所はCinema 4Dで作り込みをおこないます。

小一時間ほど触りながらモデリングしてみました。その間、クラッシュも数回ありましたので、もうすこし安定してくれれば、と思いました。

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はじめてのCinema 4D

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2017年4月に「はじめてのCinema 4D」という書籍を執筆し、無事、出版されました。

本の執筆自体は初めてでしたが、とても貴重な経験をすることができ、嬉しく思っています。沢山の方の協力もあり、内容の精度もあげることが出来たと思っております。一部、私の大きな誤植がありました点、すみません。

こちらの本の内容としては、Cinema 4D R18ベースで書かれたチュートリアル形式の内容になっています。これからはじめてCinema 4Dをさわる学生の方、社会人の方向けに書いています。

Cinema 4Dはすでにかなり大規模な3DCGアプリケーションですので、このページ数では当然すべての内容を網羅することは不可能ですが、はじめて触る方がとっつきやすいように、またCinema 4Dをこれから使うにあたって、まず覚えておいた方がよい機能などはある程度含めたつもりです。モデリング~レンダリング、アニメーション、MoGraphの基本的な使い方を含めてあります。

Cinema 4Dはインターフェイスが非常によく作られているため、3D初心者にも覚えやすいという声はよく聞きます。実際私がCinema 4Dを使い始めたころ(R9)もそのように感じました。ほかのソフトが気になって手を出しそうになったことはありますが。

Cinema 4Dはアニメーションに強く、とくにモーショングラフィックスでよくつかわれており、その中枢を担うMoGraphという機能はえげつなく強力です。AfterEffectsとの連携は、これまたえげつなく強力です。また、サードパーティレンダラも豊富で、建築やプロダクトにも十分使えます。

最上位グレードのStudioだと少し高いかと思うかもしれませんが、トータルパッケージのコストパフォーマンスはかなり良いソフトだと思います。(MoGraphは残念ながらPrime,Visualizeには入っていないけれど、建築用途としてもかなり役に立つ機能であることは間違いないです)

基本的には安定しており、落ちることが少ないです。(とはいえ油断は禁物)

最初の要点だけ押さえれば、あとは自学自習でどんどん勉強できるようなソフトだと思うので、初心者の方にもオススメです。最近はチュートリアルも豊富ですし。

学生であれば最上位のStudioが最新版で無償で使えるのも大きなポイントです。

手に取っていただければ幸いです。

また、Cinema 4Dユーザーが増えるととても嬉しいですし、そう願っています。

 

MAXON LABS

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Welcome to MAXON Labs

Cinema 4Dの今後のバージョンで搭載される可能性のある機能の公開テストを実施しており、現在4つの機能をダウンロードすることができます。いずれもテストバージョンなので、ユーザーからのフィードバックによっては今後機能が拡張されるかもしれません。

Coons Mesh
4つのスプラインを使ってメッシュを構成します。自動車のボディ形状などをポリゴン化することなく、なめらかな状態で作成することができる機能。

Team Render HTTPS
Team Render ServerのWebインターフェイスをhttps接続することで接続を保護することができる機能

Team Render Notifier
Team Renderの開始、完了などをメールやSNSを通じて通知してくれる機能

Extrudifier
Pyhtonスクリプトで、ポリゴンをランダムに押し出しする機能

Coon MeshとExtrudifierはテストしてみました。

Coon Meshは4つのスプラインを使ってメッシュを貼り込んでいく機能で、Coons Meshオブジェクトにスプラインをリンクさせるか、子オブジェクトにしてメッシュを作成します。スプラインの順番が重要です。シェル状のモデリングや自動車のボディ形状などのモデリングに適しており、メッシュの増減もCoons Meshオブジェクトで調整することができます。

スプラインパッチというプラグインがあり、基本的には似ている機能ですが、現状ではスプラインパッチの方がまだ扱いやすいかな、という感じです。
しかしながら、まだテストバージョンですし、近い将来、より高機能になり標準機能として搭載されれば有難い機能のひとつです。

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なめらかなシェル状のモデリングに。

Extrudifierはメッシュをランダムに押し出しするPythonスクリプトです。サンプルシーンにPyhtonオブジェクトがあるので、それをコピーしてきます。コンテンツブラウザに登録しておくと便利です。

押し出ししたいオブジェクトをExtrudifierの子オブジェクトにしてForce Updateを押すと押し出しされます。パラメータはユーザーデータにあるので、押し出し量や高さ、スペースを変えることができます。プリミティブオブジェクトでも押し出しできます。

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面の裏側も押し出しされてます。

ちょっとしたディテールアップに。

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