Maxwellのスキンシェーダがそれとなくまとまったので、再びテクスチャの描き込みをしていきます。
強力なUV編集ツール
テクスチャの無駄を省くため、UVを再調整しました。
UV編集作業が強力な3D-Coatですが、選択機能が少々扱いにくい。
範囲選択の精度がもう少し良くなればな…と感じます。
UV編集はブラシツールを主に使って行っています。微調整が必要なときはポイントを単独で調整したりもできますが、ブラシサイズを小さくして行うことの方が多いです。
ブラシはペイントモードやスカルプトモードの時と同じ感覚で使えます。
頂点、エッジ、面の移動だけでなく、Shiftキーを押しながらのスムースに、Ctrlキーを押しながらの縮小、Shift+Ctrlキーによる強力スムースが便利です。
あとUVのコピー&ペーストも結構便利。
UVの編集が終わったら、UVセットを適用して、ペイントしていきます。
ペイントも優秀
Photoshopに似たレイヤー構造でペイントをすることが可能であり、Photoshopに出力し、編集して戻ってきたりといったことも出来ます。完全にレイヤー構造が同じではないですが、あまり気にはなりません。
ペイントモードでは、カラー、スペキュラ、ノーマル、ディスプレイスメントのテクスチャを描いていきます。ツールはシンプルですが、マスクやマテリアル、ブラシ、カスタムブラシなどを活用することによって、かなりスピーディに作業を進めることが可能です。
超高解像度テクスチャになるとメモリがかなり厳しくなりますので、そういったケースが多い方はMariの方が良いのかなと思います。Mariは見ただけで触っていませんが…
少し前、近々Beta verでPBRに対応するような旨が公開されており、これはgoodなニュースです。
http://3d-coat.com/forum/index.php?showtopic=4372&page=31
あと、個人的にはレイヤーのカラー調整などがもうちょっとやりやすくなると良いなと感じます。もう少しインタラクティブに調整、プレビューできると良いなと。PBR対応なら余計にそう思ってしまいました。
Beta verはアップデートが頻繁なので、更新を追っていくだけでも大変ですねぇ。
UV、リトポ、ペイントとかなり強力な3D-Coatですが、スカルプトもV4になってから相当良くなりましたね。