thinkingParticles 1: パーティクルの出し方

3ds MAX用プラグインのthinkingParticlesの学習記録を残しておこうかと思います.

thinkingParticlesとは

thinkingParticles(以下TPとする)は3ds MAX用のパーティクルプラグインです.パーティクルは粒子のことですが,3DCGでいうパーティクルは意味合いがかなり広くなり,粒子を出すだけでなく,多数のオブジェクトを効率よく動かす方法として用いられます.
TPはその中でもプロシージャラルワークフローにより,パーティクルの動きを制御することができます.
また,プロシージャラルにより多くの動作を自動化させることも可能です.例えば他のオブジェクトにトリガーを仕込み,オンになるとパーティクルが発生する,またそのパーティクルがさらに他のオブジェクトのトリガーとなる,などということも可能です.自動化されることにより,アニメーションの修正の効率もよくなるというわけです.
というようなプラグインですが,簡単に使えるような代物でもなく,かなり勉強が必要だなと思います.私も全くの初心者でこれからしっかり勉強していこうかと思ったわけですが,備忘録として記録をのこしておこうかと思います.
MAX,TPに関しては全くの初心者なのでいろいろ間違いを書いてしまうと思いますが,この点はご勘弁ください.
ちなみにこの記事ではパーティクルを出すだけで終わってますが,TPは映像で広く使われていまして,極めていけばこんなものまで出来てしまうという代物ですね.シン・ゴジラのビル破壊にも使われているのは有名な話かと.


TPオブジェクトを作成する

最初にTP用インターフェイスを使うためにThinkingオブジェクトを作成します.これはParticles SystemのThinkingから作成します.シーンにTPオブジェクトを作成し,選択したら修正パネルからThinkingのプロパティか,Shift+Alt+Pでインターフェイスを開きます.
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TPのインターフェイスを開く.このインターフェイスでパーティクルを作ったりアニメーションを作っていくことになります.
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TPはグループとダイナミックセットを組みあわせて使う

またパーティクルは出ません.
TPはパーティクルグループとそのアニメーションを作るダイナミックセットを作成してくことになります.
パーティクルグループはデフォルトでAllがあり,これはすべてのパーティクルグループとなります.TPはグループから別のグループにアニメーションを変化させながらヒストリを作成していくようなイメージでしょうか.複数のグループは親子関係にすることができます.
パーティクルグループに新規グループを作成し,Particleと名前をつけておきます.パーティクルグループは分かりやすいようにカラーも変えておいた方が良いですね.ダイナミックセットも新規に作成し,Generateと名前をつけます.
GenerateにPosition Bornを作成してアニメーションを再生すれば,原点からパーティクルが出現します.TPの位置ではないんですね.Position BornのGroupがAllになっていたら,Allグループのパーティクルとなり,GroupをParticleグループに変更すれば,そのパーティクルはParticleグループのものとなります.カラーを変えておけばビューポートの色も変わりますね.
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StdShapeノードを使ってみる

パーティクルは出ましたが,まだレンダリングしても何も出ません.この時点ではパーティクルのシェイプを定義していないためです.
シンプルなキューブにしてみましょう.新規ダイナミックセットを作成してShapeという名前にして,中にStdShapeノードを作成します.ここでGroupノードからParticleグループノードを作成し,パーティクルをStdShapeノードのパーティクルに渡します.StdShapeパラメータのシェイプタイプをCubeに変更すればParticleグループからキューブが出てきます.
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フォースを使って動きをつける

風や重力などはMAXのフォースを使うことができます.風を使いたい場合は,先に風オブジェクトを作成して,さらに風とTPオブジェクトをスペースワープにバインドをしておきます.
TPインターフェイスを開き,またダイナミックセットを作成し名前をForceとします.ダイナミックセットは一つの中で作っても良いのですが,役割ごとに分けておくのが良いみたいです.複雑になってきた時に管理しやすいのだと思います.
Forceの中にDinamicsからStdForceノードを作成し,こちらも同じようにParticleグループノードを作成し接続します.しかしまだ風は動作しません.
StdForceノードを選択すると,先にスペースワープにバインドをしたのでDeactie ListにWindがリストされていますね.Windを選択してActivateすると風が機能します.
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