外的要素との調和

ファンズワース邸については一旦区切りをつけた,つもりではいましたが,新しい資料を手に入れたので,建築物としてのファンズワース邸CGを,より高いレベルの作品として昇華できないものかと眺めていました.

ファンズワース邸は建築そのものの美しさはもちろんですが,どうしても外的要素をリアルにまとめることが出来ずにどうしたものかと悩んでいました.

外的要素

周囲は大変美しい,四季折々の森に囲まれ,また,眼前にはフォックス川が流れています.

さらに,森の木々は思ったよりも建物に近い場所に配され,インテリアに落ちてくる光の多くは木漏れ日であり,裏手に広がる広大な芝生にも木漏れ日が落ちることによって,地面にかなりの変化と情報量があるようです.

これら敷地全体が,ファンズワース邸の魅力であり,これらを再現しなければ,納得がいかない,という感じです.

自然とともに生きる住宅

外部の自然は室内と完全にシームレスであり,自然の変化を刻々と反映していく.

資料によると,

この住宅は太陽の動きにとともに室内を移動しながら一日を過ごすように設計されている

とあります.

朝日は寝室に木漏れ日をもたらし,目が覚めるよう配置されています.
建物を囲むよう配置されている巨木はすべてのエリアを使う時間に適したほどよい光をもたらすように,完全にコントロールされているかのようです.

つまりここでの生活は自然の流れと完全に調和しているといえます.

ファンズワース邸をCGとして再現するのに,やはり自然との調和をテーマにもう一度再構築したいと思いました.

この森を再現するのに,カキワリの木ではダメだなとも思いました.葉っぱ一枚一枚にあたる光の変化も非常に大切な要素だからです.幹におちる光と影も大切な要素です.地面におちる木漏れ日も大切です.

かなりリアルな木々のモデルが必要だなと...形もある程度は再現したいし...

私はもう少し時間をかけて,このファンズワース邸と付き合ってみることにします.